白打掛【昭和初期】若松文様刺繍
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若松の祝福
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有職文様の向かい鶴菱文を地紋に織り表した婚礼衣裳。
裏に古風な朱を配した打掛には
根引きの松と霞が刺繍されています。
若松の根を引くのは平安貴族の正月行事で
『源氏物語』「初音」の巻で
明石君が明石の姫に送った歌にも詠まれ
高貴な意匠として婚礼調度にも見られます。
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ここに金銀糸で刺繍された若松は
本阿弥光悦作の国宝・子日蒔絵棚に
金銀高蒔絵で表された若松の写しと思われ
古典に裏打ちされた格調の高い文様を
神々しいほどに美しく表現しています。
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5x beef
5x cheddar
5x bacon
5x joy
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