昨年ご依頼いただいた器の中で、ダントツで難産だったこの土瓶。 ようやくご依頼主にお返しできました。 割れたパーツの数というより、粉々になって欠損している箇所がとても多く、しかも内側に手が入らないので、事前に完璧な2パーツにするまでの苦労。 外側の下半分は無釉なので、漆汚れがつかないよう工夫を重ねたこと。 終わった今となっては、全てが良い学びになりました。 漆継ぎ 金マット仕上げです。
by kaori_mochinaga 5 years ago | via Instagram