昨日今日と、数点、オンラインショップにおすすめの小皿と膾皿をアップしています。秋冬になると気になりだす色絵の器たちです。吉祥文様や金彩のものはお正月などハレのシーンに映えますし、何よりお料理を頑張ろうと思えてくるから不思議。
伊万里 色絵金彩 鶴松 日の出文 なます皿
size 口径15.5 底径9.8 高さ4.5
※こちらは現在、三髭堂店頭・三髭堂のオンラインショップにて販売中。月末の石井さんのイベント「Daily Life 2024 」@casica.tokyo にも少し持っていきます。
【京都
先日、詩人の谷川俊太郎さんの訃報をきき、淋しい気持ちで本棚から取り出し読み進めた文庫の中に「埴輪」がありました。実は先月の東京滞在中にいったもう一つの展覧会がトーハク @tnm_pr で開催中のはにわ展です。
会場見渡す限りはにわ!ハニワ!埴輪!考古学的な埴輪はお店に取り扱いがないけれど、埴輪を彫った煙管筒があったのでそちらも一緒にpostします(どちらかというと国立近美の「ハニワと土偶の近代」ですね)。どの埴輪もそれぞれ表情豊か(に見えたのですが皆様はいかがでしょうか)。
泣くことも 笑うことも 怒
お正月に向けて酒器を探したくなる、そんな季節です。伊万里染付ののぞき猪口を一年に一つだけ、デザインは幾何学系のものか瑠璃や墨はじき・白抜き、大きさは基本的に統一するなど、自分の中に縛りをたくさんたくさんこしらえて集めているのですが、円筒形が集まったある日、まったく形状も色味も違う現代物の酒器に惹かれ、マイルールの改正をしました。お酒を美味しく、その時間を楽しむことが一番ですね。
今日ご紹介するのはどちらも作家物。
・志野鉄絵草花文ぐい吞み 加藤孝造 口径6.4 底径4.1 高さ5.0
・三島 ぐい呑み
東京滞在中の思い出を少し。
どうしても時間を作って行きたかったのが、東京ステーションギャラリー @tokyostationgallery で開催されている『テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする』展でした。初期プロダクトのテキスタイルや食器、家具、そしてライフスタイルショップである「ハビタ」や「ザ・コンランショップ」への流れ。とても多岐にわたるコンランの業績が様々な資料やインタビューを通して紹介されていて本当に興味深く刺激的でした。
ステーションギャラリーは階段のレンガなど、当時の建築を間