街から近い神戸農村地域は理想的な移住先だった
社会人になってから海外へ短期留学したあと、徳島に住んでいたときには遊びに行ったりして、なんとなくおしゃれでいいイメージを抱いていた神戸に移住しました。でもその時は垂水区や中央区など、農村ではなくて街側に住んでいました。その後、会社の都合で東京に異動になりましたが、都会の生活に疲れてしまって。全国的に地域おこし協力隊などの募集が盛んだったこともあって、地方移住を考えるようになりました。
そんなときに神戸の地域おこし隊の募集を見つけて、すぐに説明会に行っ
DAY5 「地域素材を活かした商品づくりと販売」&「地域をつなぐコーディネーターの役割」をテーマにした学び
農村での仕事や暮らしを作っていくうえで「地域ビジネス人材」と「地域づくり人材」の双方が重要な役割を担います。今日は、その2つのテーマの実践者であり、先駆者のお二人から、貴重な現場や長年の積み重ねから見えてきたインサイトを学ぶ機会となりました。
ablabo.主宰 蔦木さんは、丹波でタネから油を絞ってつくる油屋さんをされています。学生時代から今までの流れや挫折を込めて振り返り、商品づくりにおけるポ
プログラムは「農業じゃない農村の活動」が生まれる場
民泊で使っているのは、もともと地域おこし隊に着任したときに住居として紹介してもらった空き家物件です。いい環境だし、民泊をやれたらいいな、というイメージは当初からぼんやり持っていました。�
そんな中で、「任期終了後に起業をするなら行ってみては?」という北神地域振興の高山社長の勧めで、2020年9月から神戸農村スタートアッププログラムを受講しました。農村ツーリズムの一環として、自分がツアーガイドとして自転車で町を案内して、民泊に泊まってもらうのと
「野菜を売らない農家」になって 農村の価値をマネタイズしたい
民泊はまだ、本来目指したかった使い方にはなっていません。今でも一定のお客さんは来てくれていてありがたいのですが、常にブラッシュアップをしていきたいです。最近あまり出来ていない、ツアーガイドとして「農村の良さを伝えたい」というのがずっとあります。
農村には都会にはない面白いものがたくさんある。それをどうやって発信して、見てもらって、マネタイズしていくかは永遠の課題ですね。民泊にどう付加価値をつけて、人とお金を回していくか。最近は海外からの