催事の場は沢山の作家さんとの出会いの場でもあります。
失礼ながら知らなかった牛首紬がどういうものかを知り、日本の大切な残していきたい産業をまた一つ勉強する事ができました。
和服は高いから。
めんどくさい。
だけではなくなってきています。
もっと気軽に着れる世界を創作しなくてはと思います。
また使われなくなったキモノやデニムのアップサイクルを考えられている方々にも頭が下がります。
日本の伝統文化、民族衣装を真剣に楽しみませんか?
今ならまだ作り手はいます。
でも、縫製もまた話をしたら探していると
なぜか催事から帰ると、
誰かにミシン不調を言われる(笑)
今回は、目調子が悪くなったというもの。
糸が風で他にかかったりした時もあるが、
今回ははこの糸取りバネ。通称ピンピンの折れによるものでした。
小さな部品。
でも重要な役割をはたしてます。
ピンピンの固さを確認して分解。
適当にすると糸目調子がなかなかでない。
分解もまた楽しい(笑)
先代から受け継ぎ仕立てている旅館浴衣やガーゼ寝巻き。
その根本は揺るぎなく、
大事にしているところ。
和裁もしかり。
きちんと受け継いだものは大事に仕立てに反映させる。
先日、古くからの友人とその地元ラーメン屋に行った。
「ここぐらいよ。30年以上変わらない味って。
2代目、3代目になると味が変わるのはしかたないにしても、受け継ぐ根本は揺るいだらいかんよ」
なんだ!?
深い良いこと言うじゃないか!
そんな彼も昔ながらの目と耳と触感とを大事にした整備を続けている。
コンセント繋いでモニターに出て