Yadoriiwa _ koichibagamiarchitects
陰と陽、重と軽、暗と明、火と水。
美は相反する両極を持ち合わせると仮定し 、それらを建築に取り込むことで 、美しさの本質を追求しています。
活火山が故の残酷な歴史背景のある浅間山や 、永い時間のなか静かに風化してきた巨岩を
抗うこと無く受け入れることで 、崇高で壮大な自然の力を秘めた建物となることを目指しました 。
この空間に身を置き、美に宿る神の存在を感じることが 、自らの内側に眠る可能性を呼び起こすきっかけになると考えています 。
Takehayasansou _ Junzo Yoshimura
学生の合宿施設として1960年に建てられた建物。
1階は食堂や浴室などの共用スペースと管理諸室、2階は宿泊室。
宿泊室の大きさである5.4×4.5mのモジュールを基本に、
各室が綺麗に納められていますが、各階の機能に合わせて1階はラーメン構造、2階は壁構造という感じで構造方式が変えられているなど、同時期に吉村先生が設計された軽井沢の山荘に通ずる所があります。
(軽井沢の山荘は1階RC造2階木造)
家族で宿泊させていただきましたが、暖かくご